「自宅にminDVのカセットがある。
DVDにダビングしておこうかな?」と思うことはありませんか?
miniDVは、それまでのビデオカメラより高画質であったことから、90年代後半より爆発的に普及しました。
しかし、2000年代半ばにメモリータイプのビデオカメラが販売されると、急速にシェアを失いました。
2009年度のシェアは1%、10年からはデータすらないので、現在、故障したら修理も困難であることは目に見えてます。
読み込めなくなる前に、DVDなどにダビングしておきたいですよね^^
では、どんな機器が必要になるのでしょうか?
目次
特別必要なものはない
miniDVからDVDにダビングするには、VHSや8ミリビデオなど、他の規格でも必要な機器といっしょです。
必要なものは次の通り。
1.miniDVを再生できるビデオカメラまたはデッキ
2.録画(ダビング)するためのDVDレコーダー(できればHDD内蔵型)
3.両者を繋ぐためのAVケーブル
規格の違いによる必要なケーブル
注意点はケーブル選びです。
miniDVにはアナログ規格のDVと、デジタル規格のHDVがあります。
DVであれば赤白黄のアナログケーブル、またはデジタル接続が可能なi/Linkのケーブルを使います。
DVはアナログテレビとほぼ同程度の画質です。
なので、アナログ・デジタルのケーブルによる画質の違いは見られません。
比べても気づかないレベルです。
しかし、HDVはケーブルの違いで画質に明確な差が認識できます。
そのため、HDVであればデジタル用のケーブルを使ったほうがいいでしょう。
また、HDVはハイビジョン対応しています。
DVDよりもブルーレイにダビングしたほうが、画質のパフォーマンスを充分に発揮しやすいです。
後は繋げるだけ
miniDVのビデオカメラ(デッキ)の出力にケーブルを繋げ、ダビングをするDVDデッキ側は入力にケーブルを繋げます。
DVDデッキの電源を入れて外部入力に設定し、ビデオカメラの電源を入れて再生。
テレビに映像が写ることを確認したら、録画モードなどを設定し、DVDで録画をスタート。
もちろん、ビデオカメラの再生もスタートします。
miniDVをダビングする上で気をつけたいのは、とにかくケーブルです。
アナログのDVなのか、デジタルのHDVなのかは、しっかり確認しておきたいですね。
特にHDVの場合はケーブル次第で画質が違ってくるので、なるべくデジタルのケーブルを用意しておきたいところです。