過去に録画したVHSのビデオテープを、なるべく早くDVDに移し、デジタル化する必要があるということはご存知の通りでしょう。
やらなければいけないことはわかっていながらも、大変そうでなかなか手を出しづらいものですよね。
当サイトでも様々な方法をご紹介してきましたが、結局自分は何をするのがいいのか迷っている人も多いでしょう。
今回はそれぞれのご家庭の状況別に分けて、ベストな方法をご紹介します。
目次
1. VHSビデオデッキが家にある。そんな人は自分でダビングするのがコスパ良し!
VHSを再生することができるデッキと、DVDの録画ができるデッキが家にあるのであれば、自分でトライしてみるべきかもしれません。
あと用意するものは、黄色・白色・赤色の3ピンビデオコードです。
やり方は以下です。
1.移し替えたいVHSを再生用デッキに、録画用デッキに保存しておくためのDVDをそれぞれ入れておきます。
2.再生用のデッキの「出力」と書かれた端子に、黄色と白色のコードを挿入します。
3.録画用のデッキの「入力」と書かれた端子に、赤色のコードを挿入します。
4.再生用のデッキの再生ボタンを押し、同時に録画用デッキで録画ボタンを押しておきます。
映像を見ながら、同時に録画するという方式になります。
用意するものが多く、特にVHS再生デッキの入手性が悪いので大変ですが、すでに家にある人にとってはベストなやり方。
コツコツと取り組めば、コストも最低限に抑えられるでしょう。
メリット
・機材が揃っていれば、ほぼ無料でできる。
・手順が簡単なので、機械音痴の人でも安心。
・3色のビデオコードがなくてもすぐに購入可能。
デメリット
・とにかく機材の準備が難しく、一から揃えようとすると、とても高くついてしまう。
・時間がかかり、またその間レコーダーを独占するので、使用できなくってしまう。
2. 映像を少し編集し、完璧に保存したい。そんな人は一旦パソコンに移そう!
どうせ保存するなら、見やすいようにキャプチャーをつけたり、どんな出来事だったかを強調したりといった、簡単な編集をしたい人もいるはず。
そんな人は、ケーブル式のビデオキャプチャを準備しましょう。
ビデオデッキとパソコンをこちらで繋ぐだけで、簡単に取り込むことができます。
ケーブル式ビデオキャプチャは、専用のソフトが付属しているものがあり、それを使用することで、その場で編集することが可能。
どうしても一手間加えた映像にしたいのであれば、この方法がベストです。
メリット
・ビデオキャプチャは入手性がいい。
・映像を自分の好みに編集することができる。
・DVDに焼かなくても、HDDに保存しておくことも可能。
デメリット
・ビデオデッキが必須で、もし家にないのであれば調達が大変。
・時間がかかってしまい、大量にある場合はめんどくさい。
3. 時間も機械もない。そんな人は業者に頼むのがベスト!
ダビングしている時間もなく、VHSビデオデッキがないという人にとっては、ダビングサービス業者を利用するのがベスト。
家に放ったらかしになっているビデオテープを箱に詰めて送るだけで、映像をDVDに移し替えてくれます。
完全に自分でやるのと比較すると費用がかかってしまうイメージがあるかと思いますが、デッキやケーブルを一から揃えることを考えると、断然安上がりです。
また、ダビングしていると思った以上に時間がかかり、途中で折れて諦めてたくなることも頻繁にあります。
めんどくさがりな人や、自分の時間をしっかりと作れないという人は、丸投げしてしまいましょう!
メリット
・丸投げできるため、とにかく楽。
・ミスや不具合で、映像が消えたりといったトラブルがなく安心。
・準備するものがないので、トータルでコストメリットが出る場合が非常に多い。
デメリット
・それなりのコストがかかる。
・納期が10日程度かかるので、すぐにDVDが欲しい場合は難しい。
VHSビデオが大量にある場合や、自分でやりきる自信がないのであれば、間違いなく業者にお願いするのがおすすめです。